佐多岬で見る星空

鹿児島県大隅半島の一番下であり、九州最南端でもある佐多岬。
鹿児島市内からでも3時間かかるというアクセスの悪さですが、周囲に建物が全くないという場所でもあります。
本当に真っ暗な場所で、九州の星景撮影スポットの中でも最高峰の1つだと思います！

今回訪れた時は途中から曇ってきてしまったため、灯台がある場所での星景写真が撮れませんでした…
なかなか行きにくい場所ではありますが、必ずまた撮りに行きたい場所です！
撮影した星景写真はこちら！

2020年10月15日の0時〜3時の記録になります。

狙える構図について

佐多岬の星景撮影スポットは駐車場があるトンネル前と灯台があるトンネル先の2箇所に分かれると思います。

トンネル前では北緯31度線モニュメントやベンチ、ガジュマルの木などを絡めた構図が狙えます。
三大流星群などの天体イベントがある時は結構車両が出入りすると聞きましたので、天体イベントの際はライトなどに注意が必要かと思います。

トンネルを越えた先の展望台では灯台を絡めた構図が狙えます。
灯台の上にかかる天の川のアーチなどとても綺麗そうですね！
また、展望台に向かわずトンネル付近から灯台を狙うこともできるようです。
展望台から行けそうな場所は見えたのですが、確認はしてないので次回行った時に確認しておきたいです。

光害について

文句なしの真っ暗さ！
周囲に何も建物がないため、光害マップでも汚染度0という素晴らしい場所です笑
冬の天の川ですら肉眼で確認できるぐらい暗いので、移動の際は明かりが必須だと思います。
ただ、タイミングによっては灯台側に漁船の漁火があるようです。
最近の漁火は強烈な白色LEDであることも多く、この漁火がある場合はハーフND等がないと厳しいかもしれません。
灯台側で星を狙う際は灯台の灯りを弱めるためにもハーフNDを使うと思いますので、行かれる際は準備しておくと良いかもしれないです。

駐車場について

駐車場も広くしっかり整備されています。
駐車場から一番遠い展望台までが歩いて10分ちょいでした。
またトイレもかなり綺麗なものがありますので、星景撮影スポットとしては文句なしの立地だと思います。