Sony FE 35mm F1.4 GM 発売決定!

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35mm GM 遂に発表!

昨年末ぐらいに2021年最初のSony純正レンズは35mmになるという噂がありました…
35mmで天の川を撮りたくて色々物色していたところだったので、気長に待つかという気分でしたがこんなに早く発表されるとは思いませんでした笑
とりあえず自分用のメモをスペックやSIGMA 35mm F1.2 DG DNとの比較をまとめておきます!

仕様は24mm GMとほぼ同等!

35mm GMのスペックはこちらです。
発表前に購入を検討していたSIGMA 35mm F1.2 DG DNのスペックと並べています。

【Sony 35mm F1.4 GM】

【レンズ構成】
 10群14枚

超高度非球面XAレンズ2枚、特殊低分散レンズ1枚


【開放絞り – 最小絞り(F値)】
 F1.4 – 16
【絞り羽】
 11枚(円形絞り)
【最短撮影距離】
 0.27m(AF時)/0.25m(MF時)
【フィルター径】
 67mm
【外形寸法】
 76 × 96(mm)
【質量】
 524g
【希望小売価格】
 198,530円(税別)

【SIGMA 35mm F1.2 DG DN】

【レンズ構成】
 12群17枚

非球面レンズ3枚、特殊低分散レンズ3枚


【開放絞り – 最小絞り(F値)】
 F1.2 – 16
【絞り羽】
 11枚(円形絞り)
【最短撮影距離】
 0.30m
【フィルター径】
 82mm
【外形寸法】
 87.8 × 138.2(mm)
【質量】
 1080g
【希望小売価格】
 190,000円(税別)

並べるとSIGMAの35mmのデカさが際立ちますね笑
価格もほぼ同じなので、F1.2の明るさやボケ感が必要でなければ軽くて小型な純正レンズが選ばれそうです。
レンズで1kg超えてくると長時間の撮影では疲れてきますからね…筋力で解決する方法もありますが…笑
また、フィルター径がSony 24mm F1.4 GMと同じになっています。
外形と質量を比較してみても、

【Sony 35mm F1.4 GM】

【フィルター径】
 67mm
【外形寸法】
 76 × 96(mm)
【質量】
 524g
【希望小売価格】
 198,530円(税別)

【Sony 24mm F1.4 GM】

【フィルター径】
 67mm
【外形寸法】
 75.4 × 92.4(mm)
【質量】
 445g
【希望小売価格】
 198,000円(税別)

と同じサイズ感に収まるように意識して設計されていることが分かるかと思います。
手持ちのフィルター資産がそのまま流用できるのでフィルター径が24mmと同じというのは助かります。
希望小売価格もほぼ同じなので、実売は180,000円+税となりそうですね。
他の特徴で気になる点は、

XDリニアモーターを2基搭載

Sony 135mm F1.8 GMにも搭載されたXDモーターが搭載されています。
AFの速さ・正確さ・静かさは135mm F1.8 GMで存分に発揮しているので、35mm F1.4 GMのAFもかなり出来の良い物に仕上がっていそうです。

コーティングが新開発

これまでのナノARコーティングが進化し、ナノARコーティングⅡになりました。
逆光耐性と抜けの良さがさらに向上したようですね。
元々のナノARコーティングもかなり良かったと思っていたので、どこまで無茶な構図が狙えるか楽しみです。
ちなみに、公式サイトでこの部分の説明している作例が夏場の菊池渓谷でした笑
3列のラインの中に35mm F1.4 GMのプロト持ってる人がいたかもしれないとなると、ちょっとテンションが上がりました笑

妥協のないMTF曲線

海外向けの公式サイトにMTF曲線も載っていました。

[1] コントラスト (%)
[2] レンズの光学中心からの距離(mm)
[3] 開放絞り
[4] F8絞り
[5] 空間周波数
[6] 10ラインペア/mm
[7] 30ラインペア/mm
[8] R: ラジアル値 T: タンジェンシャル値

開放からキレッキレですね!
F8まで絞ると隅までバッチリ解像しそうで、風景撮影にもとても良いレンズになりそうです!
このグラフ日本語サイトの方にも載せてくれればいいのに…

先行展示で少し触った感想

1月15日よりソニーストアにて先行展示があったため少し触ってきました!
使用したカメラはSony α7 SⅢになります。
感想としては、

  • 扱いやすいサイズ・重量感
  • 口径食はF2.8ぐらいでほぼ気にならなくなる
  • AFがヌルッと動く

と言った感じでした。
口径食は開放でもちょっとレモン型かなぐらいでそこまで気になりません。
その上F2.8まで絞れば隅の方までほぼ円形となるので、星景でもかなり活躍できそうです。
AFは最短から最長までスッと動き、合わせたところにヌルッと来る感じでなかなか早かったと思います。
モーターが135mm GMと同じXDリニアモーターとなっているためだと思いますが、135mmのAFとほぼ同じ感じでした。

F1.4の口径食

F2.8の口径食

発売は2021年2月12日!

発売は2021年2月12日で公式サイトでの予約販売は2021年1月19日です!
35mmのGMレンズは待ち望まれていたと思っているので、結構争奪戦になるのではないかと思います。
発売日はちょうど新月に当たるので、発売日に購入できれば今年初の天の川撮影にも使えますね…!!
年末ぐらいから35mmの購入を検討していたのもあって、個人的には35mm F1.4 GMの購入はほぼ確定かなと。
LensTipやDPREVIEWでも絶賛されているようですし、使用するのがとても楽しみなレンズです!

参考サイト

レンズアクセサリーの準備を忘れずに!

保護フィルター(67mm)

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星景用円形フィルター(67mm)

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