ハードグラデーションNDフィルター!
KANIフィルターの角型フィルター HARD GND 0.9 のハイグレード版の使用感についてまとめてみました。
星景写真で地上部分に灯りが多い場所での撮影を想定して導入しました。
思ってた以上にバッチリハマってくれ、多少であれば街灯りがあるような場所でも星景写真が撮りやすくなったと思います!
仕様について
Premium Hard GND 0.9は以下のような仕様です。
- ND最大値 8
- 中央箇所はND効果弱、上部になるにつれ一気にND効果アップ
- 中央部分もしっかりグラデーション効果
- ND箇所と透過箇所の間の反射率を特に抑えた仕様
商品名が仕様そのものを示していますね。
個人的に、こういう表記であれば内容さえ理解しておけば商品探すときに楽なので助かります。
Premium:4番目の仕様
Hard:2番目の仕様
GND:2番目、3番目の仕様
0.9:1番目の仕様
ドイツ製の光学ガラスを採用しており、超精密な研磨を行なっているため高い平坦精度が保たれているとのこと。
さらに、防油・防水・防塵のコーティングを非常に強いものにしており、一般の布でも手の油や汚れが落とせる代物。
売り文句だけ見るとかなりすごい角型フィルターだと感じます。
使用して感じたこと
素晴らしい透明度
減光効果がない部分の透明度は本当に素晴らしいです!
変な色の転びもなく、正直何もない状態と変わらないんじゃないかと思いました。
色転びのないND
減光部分も変な色転びがなく、とても自然な色合いです。
よくNDフィルターは色が付くと聞きますが、30秒程度であればほぼわからない気がします。
さっと拭ける汚れ
個人的なイチオシ部分です!
フィルターに付いた手の脂や埃が本当に落ちやすいです!
使い始めは端以外持たないよう気をつけていましたが、今ではがっつり真ん中を掴んでいます笑
境界がわりとはっきりしている
購入直前までソフトタイプのものと悩んでおりました。
用途が星景撮影の際、地上部分にある灯りの減光だったので境界がはっきりしている方がいいかなと思いハードタイプを購入しました。
実際に使ってみると、思っていたよりすぐに減光が強くなっていまして。
撮影した写真にグラデーション部分がわりかしはっきりと写っているように感じます。
空に強い光源がある場合などを想定して作られているので、明暗がはっきりしている箇所でないと境界部分が気になるかもしれません。
明暗差が大きい構図で効果大!
使用目的は星景写真でしたが、この角型フィルターは、
- 空に光量があり、地上部分が暗い場合
のような明暗差がしっかり出ている構図でとても役立つと思います。
コーティングも非常に優秀で、夕景や光を生かした風景写真を撮られる方にはとてもオススメです!
フィルターのサイズには、
- 100 × 75
- 150 × 100
- 170 × 150
- 190 × 170
の4種類があります。
お使いのレンズに合わせてお選びください!
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