星撮影の準備 〜必須装備編〜

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星撮影に絶対必要な物について

8月のお盆時期はちょうどペルセウス座流星群を見ることができます。
3大流星群の1つで、良い感じに暗い場所だと1時間に30個もの流れ星を見ることができます。
今年は月明かりに関しては条件も良いので、天気さえ良ければ楽しめるかと思います。
全国的に曇りな感じではありますが…

今年は最近カメラを始めた人と行く予定になりそうでして。
直前すぎてアレですが、せっかくなので星撮影で絶対必要だと思っている物についてまとめてみました!

夜桜と星

これがないと星撮影は始まらない!

最低限これがないと無理!と考えている物一覧です。
流石にこの辺りはないと綺麗に星を撮るのは難しいと思います。

  • 三脚
  • F2.8以上の明るく50mmより広いレンズ
  • レリーズ
  • レンズヒーター
  • 防寒具

三脚

シャッタースピードは早くても5秒と長秒露光を行うことになります。
手持ちでの撮影はブレまくってまず無理です。
使用するカメラやレンズの重さを考慮した三脚を選んでください。

初心者向けの一眼やミラーレスをお使いの方向け その1

初心者向けの一眼やミラーレスをお使いの方向け その2

初心者向けの一眼やミラーレスをお使いの方向け その3
この辺りは当分使えるかと。

今使用している三脚。
雲台は別のものを使用しています。

F2.8以上の明るく50mmより広いレンズ

星を点像で撮影するためには最小F値は2.8以下のレンズをお勧めします。
これより最小F値が大きいと、シャッタースピードで明るさを確保することになります。
そうなると日周運動の影響を受け、星が線のように写ります。
星グルと呼ばれす写真を撮るのであれば問題ありませんが、星を点にしたい場合は注意してください。
杵島岳_4

また焦点距離が長くなるほど日周運動の影響が出ないシャッタースピードが短くなっていきます。
詳しくは撮り方の方でまとめますが、大体50mmより長くなると赤道儀が必要になってくるかなと思ってます。

レンズヒーター

星景撮影は大体山の中で行います。
そのため、冬場だと寒さでレンズの鏡筒やフィルターが凍りつくことがあります。
そうなるとせっかく晴れていても霞みがかったようにしか写らなくなってしまいます。
思った以上にしっかり凍りつくので一度試してみるのも良いかもしれません笑
夏場は寒さで凍ることはありませんが、湿気でかなり曇ります。
寒くないから問題ないと思われがちですが、多少の湿気でもしっかり曇ります…
そんなわけで、レンズヒーターは年間を通して使用する機会があります!
星景を撮影したい方はレンズヒーターは必ず買いましょう!

レンズヒーター

バッテリー

レリーズ

三脚に置いたカメラのシャッターを切るために使います。
シャッターボタンを押すことで発生するブレをなくすためですね。
また、ノイズの少ない綺麗な星景写真を仕上げるためには連続した同じ構図の写真が必要になります。
写真間の時間のズレを最小にするためにも、レリーズを使って撮影を行った方が良いです。
1枚のRAWから仕上げる場合はなくてもなんとかなります。
ちなみにですが、下で紹介している無線式のレリーズは本当に使い勝手が良いです!
ソニーユーザーは本当に購入をお勧めします!!

有線タイプのレリーズ

無線タイプのレリーズ

防寒具

冬場の撮影はもちろんのこと、夏場でも山の上はなかなか寒いです。
昼間暑かったからと行って薄い長袖で行くと寒くて撮影どころじゃなくなります…
夏場はウインドブレイカーが一枚あると本当に便利かと思います!

冬用に買ったハクキンカイロという何度も使えるカイロのようなものです。
夏場でも燃料を入れといて寒かったら付けるようにしてます。

冬場は撮影場所に応じた服装と装備で挑みましょう!

最低限の装備は必須!

以上が最低限ないと星写真を撮る上での必須装備と思っているもの一覧でした。
三脚・レンズはともかく、レンズヒーターは夏場だと持っていかない人もいたりします。
体験すると理解できるのですが、凍結よりも湿気による曇りの方が遭遇する確率高いと思います笑
現地で悲しい思いをするよりは、とりあえずカバンの中に放り込んどきましょう…!!

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